槍ヶ岳

登山道:上高地〜横尾〜槍沢〜槍ヶ岳山頂

登山時間

登り:7時間40分

 

ティンティンティ♪ティントロティントンティントンティントンティン♪

夢の中で聞き覚えのある着信音が鳴ってるぞ、ん?これは夢じゃないなー、現実だ!何が起きてるか分からず、とりあえず電話に出てみると、”嘘だろ?お前やりやがったな”と隊長からの電話でした。なんと、今日から始まるずっと楽しみにしていた北アルプス山籠り夏休みに、いきなり大寝坊!!いきなりやらかしました!おそらく人生で一番早い支度で急いで家を飛び出しました。もう忘れもんしてる感がハンパないです。登山靴だけは忘れてないことを祈ろう。

朝から色々ありましたが、予定通りの時間に沢渡に到着。よかったよかった。

ササっと支度をしてバスに乗り込み、いざ上高地へレッツゴー!

今回は残念ながらUGは休みを合わせられず3人での山籠りです。

 

 

そして上高地に到着!もうワクワクが止まらんです!

よーし写真撮りまくるぞー、と電源を入れると充電満タンのはずのバッテリーがいきなりバッテリー切れに!やめてくれ〜

まーしょうがない、もう一本のバッテリーだけでやっていくしかない。しかし、なんとこっちもいきなり残量が40%に!三日間を40%!ということで今回いつもより逆に写真の枚数が少ないという謎の現象が起きました!泣 これも良い経験だと捉えます。

ItoちゃんはおNEWのカメラでパシャリパシャリ!

 

 

カメラのバッテリーが無くとも、やっぱり綺麗な水を見るとついつい撮りたくなっちゃいます。

 

 

バッテリー問題の為早くも横尾の写真です。今日は20kmぐらい歩いて登ってくのでもりもり食べていっぱいスタミナつけるぞー。

 

 

またまた綺麗な水だったんでついつい撮っちゃいました。こっちは湿気がなくて気持ちい〜。

 

 

今のところずーっとほとんど平地のような感じなので歩きやすい歩きやすい。

おっとっと、何やらちょっとずつ天気が怪しくなってきたぞ。

 

 

ちょっとずつ登りも出てきてちょうどいい所に槍沢ロッヂが。ペーも疲れたっ!て顔してます。

 

 

ババ平キャンプ場に着いた頃にはポツリポツリと雨が。

石造りのこのお洒落な建物、良いですねー。

 

 

ここでは猿軍団が現れました。写真では全然見えないですが子供をおんぶしている猿なんかもいて可愛かったです。

 

 

この辺りではガッスガスな上に雨も強くなってきてひたすら無心で登ります。槍ヶ岳山荘の当日受付が5時までなので間に合うかどーかの勝負になってきましたが、一歩一歩がめちゃくちゃ重いっ!みんなしてゾンビのような足取りで踏ん張って登り、なんとか5時5分前に槍ヶ岳山荘到着!山荘が見えた時の嬉しさはひとしおでした!自分達がビショビショで受付してる時には他の宿泊者の方達はもう夜ご飯待ちの行列でした。

ここまで写真がめちゃくちゃ少ないですが、なかなか長い道のりでした!

 

 

今日はこのまま山荘で過ごし、明日の朝槍ヶ岳アタック予定です。ただ心配なのが明日の天気が今の所非常に怪しく、雷雨の可能性もありそうです。

ただただ良い天気になることを祈って今日は早めに就寝。

夜中何かの音で眼が覚めると、暴風なのか雷なのか、外から何やらやばそうな音が聞こえてきてます。

そんな中Itoちゃんがトイレから帰って来ると、星がめちゃくちゃ綺麗!と言うのでみんなで外に出てみると、無数の星がめちゃくちゃ綺麗で、星の位置がいつもより遥かに近く手に届きそうに感じるぐらいでした!10年以上前に初めての登山で富士山に行ったときに見て感動した星空を思い出しました。

写真は撮ったんですが、残念ながら自分のカメラではただただ真っ黒。

風はすごく強いですが、もしかしたらご来光も見える可能性もあるかもしれないぞということで3時30分頃に山頂に向けナイトアタック!

真っ暗の中登る槍ヶ岳はアドベンチャー感満載で最高に楽しかったです!楽しんでいる間にあっという間に槍ヶ岳山頂に!本日我々が一番乗りでさらにラッキー!貸切りの山頂はもう最高すぎます。

日の出まで1時間以上のんびりしながら待ってると、山頂に登って来る人も徐々に増えてきて、色んな人とおしゃべりしたりして日の出を待ちます。

風が強く雲の流れが早く、視界が開けたり何も見えなくなったりの繰り返しで、日の出は見えるかなんとも言えない感じが続きましたが、しっかり出てきてくれました!!逆に雲があって壮大な感じが最高です!

 

 

この日の出と星空は忘れることはないでしょう!

 

 

最後にみんなで一枚!

 

 

行きは真っ暗で何も写らなかったので、明るくなった槍ヶ岳はこんな面白い道のりでした。

 

 

朝日に照らされた槍ヶ岳、素敵です!

 

 

そしてこの後は、大キレットから北穂高岳そして涸沢カール編へ!

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